会社案内

私たちは
水と文化を提案する
水まわりの総合商社です。

水…それはいつの時代も人間生活になくてはならない貴重な資源であり、水なくして豊かな社会はあり得ません。
限りある水をいかに有効に活用すべきかは、今を生きる私たちに課せられた重要なテーマといえるでしょう。

水まわり機器・資材を通して65年以上の歴史を持つマルゼン株式会社は、単に水を手軽に利用するための施設づくりではなく“人と水とのより良いコミュニケーション”という観点から、きわめて今日的な問題である水質汚濁等の対策商品等にもいち早く取り組み、より豊かな生活文化の提案を目指してきました。

長年培ったノウハウと技術をいかんなく発揮し、未来の子どもたちへ美しく潤いのある住環境を伝え、育むことが水まわり専門の総合商社である私たちの使命だと考えています。

経営理念

  • 「企業は人なり」をモットーに社員教育を推進し、お客様満足度向上を目指します。
  • 社員の団結力を涵養し、会社の繁栄を社員に還元して楽しく働ける職場を目指します。
  • 法令遵守の精神を養い、地域社会より信頼され、且つ貢献できる企業を目指します。

代表あいさつ

当社は昭和32年6月10日、戻ることのない時間を大切にしようと「時の記念日」を創業の日として以来、人々の快適な暮らしと産業の限りない発展を願い、水関連商品を取り扱ってきました。

「水」の分野に着目したのは、自然と生活に深く関わりのある業種は未来永劫に社会に貢献できると考えたからにほかなりません。

私どもは、水まわりを中心に人々の暮らしを真正面から見つめ、生活文化の提案を通して人と社会に大きく貢献したいと願っています。

マルゼン株式会社

代表取締役 神谷 修章

会社概要

本社の社屋外観と事務所
社名 マルゼン株式会社
代表者 代表取締役 神谷修章
業種 住宅用水まわり機器販売、上下水道資材販売
所在地等 <本社・本社営業部>
〒561-0836 大阪府豊中市庄内宝町2丁目8番50号
TEL:06-6332-0852(代)
FAX:06-6332-9866
<本社総務部>
TEL:06-6331-1013(代)
※採用関連のお問合せは総務部へお電話ください
<滋賀営業部>
〒524-0021 滋賀県守山市吉身6丁目6番34号
TEL:077-582-3354(代)
FAX:077-582-4731
<阪神支店>
〒663-8184 兵庫県西宮市鳴尾町5丁目2番10号
TEL:0798-47-9189(代)
FAX:0798-47-9442
<京都支店>
〒613-0034 京都府久世郡久御山町佐山籾池36番地1
TEL:0774-43-6000(代)
FAX:0774-43-6002
<大津営業所>
〒520-0026 滋賀県大津市桜野町2丁目9番
TEL:077-524-4511(代)
FAX:077-524-4513
創業 昭和32年6月
資本金 9,000万円
年商 56億円
社員数 81名
取引銀行 りそな銀行 豊中服部支店
三菱UFJ銀行 豊中庄内支店
商工中金 梅田支店
みずほ銀行 十三支店
滋賀銀行 新大阪支店
京都銀行 尼崎北支店
南都銀行 江坂支店
日本政策金融公庫 大阪支店
主な納入先 工務店様、ハウスメーカー様、リフォーム店様
水道工事会社様、水道局様 など
主な仕入れ先

組織図

※上記は 2023 年 2 月 28 日現在の組織図です

沿革

昭和32年6月 営業所豊中市大字菰江35番に於いて丸善商店として発足。店主は前代表取締役社長葛野善二、取扱品目は上下水道資材。
マルゼンの歴史(創業の経緯)
昭和34年3月 積水化学工業株式会社特約販売店となる。
昭和37年1月 株式会社丸善商店として組織変更。資本金100万円、代表取締役は葛野善二。
昭和38年11月 本社を豊中市庄内宝町2丁目68番地に移転する。
昭和40年1月 松下電器産業株式会社代理店となる。
滋賀営業所を開設。
昭和42年10月 塩ビ樹脂製品加工工場を開設。
昭和45年4月 社名を丸善管工器材株式会社と改称。
西宮営業所を開設。
12月 東陶機器株式会社特約店となる。
昭和47年4月 京都営業所を開設。
昭和54年8月 滋賀北部営業所を開設。
昭和55年11月 資本金3,000万円となる。
昭和58年1月 滋賀工場を新設、本社工場を移転する。
5月 高槻営業所を開設。
昭和62年10月 大津営業所を開設。
滋賀工場が日本工業規格表示工場(第587053号 排水用硬質塩化ビニール管継手)となる。
昭和63年10月 宝塚営業所を開設。
平成元年3月 資本金4,000万円に増資。
6月 管工事業許可取得。大阪府知事許可(般-1)第74962号。
7月 日本水道協会検査許可工場に認定。
平成2年2月 大阪営業所及び本社倉庫新築。
6月 資本金5,000万円に増資。
8月 滋賀営業所事務所改築。
12月 資本金6,000万円に増資。
平成3年1月 西宮営業所倉庫増設。
7月 大阪中小企業投資育成(株)より1,500万円の投資を受け、資本金7,500万円となる。
平成4年1月 あさひ銀事業投資(株)より1,500万円の投資を受け、資本金9,000万円となる。
10月 播磨営業所を開設。
平成5年8月 (株)丸善ティー・エフ・シーを設立、資本金1,000万円。
10月 製造部門(滋賀工場)を(株)丸善ティー・エフ・シーに営業譲渡。
平成6年9月 滋賀営業所倉庫改装。
平成8年4月 神戸営業所を開設。
平成10年9月 宝塚営業所を大阪営業所へ吸収。
11月 優良申告法人となる。
平成13年4月 子会社(株)丸善ティー・エフ・シーを吸収合併し滋賀工場とする。
9月 神戸営業所を西宮営業所へ吸収。
平成20年3月 高槻営業所を京都営業所へ吸収。
5月 大阪第一営業所および大阪第二営業所を統合し本社営業部とする。
平成23年2月 播磨営業所を西宮営業所へ吸収。
平成25年10月 滋賀営業所、西宮営業所を各々滋賀支店、阪神支店へ組織変更。
平成26年3月 滋賀北部営業所を滋賀支店へ吸収。
平成28年10月 滋賀支店を滋賀営業部へ組織変更。
平成29年10月 社名をマルゼン株式会社と改称。
平成30年11月 滋賀工場を閉鎖。
令和4年10月 京都営業所を京都支店へ組織変更。

マルゼンの歴史

創業の経緯

創業者の想い

戦後、創業者(葛野善二・大正8年生まれ)は、家業の農業を手伝う事で生活をしておりました。
次男で、家業は兄夫婦が既に継いでいたため、手伝いの立場でした。
手伝いと言うのは自分の仕事でない故、生活は安定するものの何も残りません。

そこで父親と交渉和合の結果、自分の田畑として財産分与として少々のものを戴き、妻と2人で農業をする事となりました。
その甲斐あって一年一年少々ではありますが、資金の蓄積を見ることができました。しかしそのうちに、体力の限界である農業を長く続ける事に不安を感じるようになりました。

創業者は、社会に貢献出来る仕事でないと永続も成功も出来ない事を信じ、現在の仕事の調査に入りました。

創業者 葛野 善二

昭和32年(創業者当時38歳)戦後12年目である復興盛んな時代、人間に欠けては生活困難な衣・食・住の内、住に向かって将来の仕事として考えていこうと思い、自分は何の技術があるのか、何が出来るのかを考えた結果、何の技術もない、何の取り柄もない、唯一自分にあるのは、健康と少々の資金位のものでありました。
それで出来るものと言えば何かを考え、販売業が一番良策と判断しました。

販売業でも何を販売すれば良いか迷いました。決定まで時間を作っては自転車で町を走り自分の意とする商品選定に努力しました。手探りの一言でありました。

そして求めたのが、生活に関係の一番深い水に関係した資材の販売に決定しました。その時に一番町で目についたのがプラスティックパイプ、塩化ビニルパイプでした。

開眼した気持ちで、塩ビパイプについて市場調査をし、現在の本社がある豊中市庄内にて開業。商号は丸善商店と定めました。夫婦2人での手探りの創業となりました。

最初は生活の安定を考えての創業でしたが、企業としての夢を感じる様になり、手探りで始めた個人業を会社組織にするべく計画を立て、昭和37年1月6日、資本金100万円で株式会社丸善商店を設立しました。

社名の由来は、創業者の名前の“善”を丸で囲んだ「丸善」であり、現在の社名であるマルゼン株式会社に受け継がれています。

住宅設備機器分野への参入

成⻑期〜成熟期へ

創業期を経て著しい成長を遂げる中、社名を丸善管工器材株式会社へと改称し、営業拠点を大阪北部から滋賀、兵庫、京都へと拡大。それに伴い、顧客層も広がり、水道工事店・設備工事店様に加えてゼネコン様とのお取引も始まりました。

昭和59年ごろまでは塩化ビニルパイプをはじめとする管材卸し業を柱としておりましたが、その間のオイルショックにより石油製品である塩化ビニルパイプ不足となり、新たな市場開拓が課題となりました。

昭和60年以降、企業の体質改善に取り組み「企業は人なり」を掲げて人材教育に力を入れ、企業の再構築を実施しました。
同時に、水まわりの住宅設備機器の取扱い(卸事業)にも力を入れるようになっていきました。便器などの衛生陶器は創業時より取扱っており、衛生陶器メーカーが住宅設備機器メーカーへと成長していく中、弊社も時代の流れに応じた形です。

折しもバブル崩壊や阪神大震災により人々の価値観が変容し、住宅産業においても量から質の時代へと移り、リフォームが注目を集め始めた頃のことです。

平成10年以降は住器営業部を立ち上げるなどして営業体制を強化し、住宅設備機器の取扱い品目も増強しながら、工務店様、ハウスメーカー様、リフォーム店様への提案営業を行い、現在の事業を支える土台を築きました。

平成21年以降、施工管理課を立ち上げ、工事管理の質向上に努めると共に、営業社員が営業に専念できる体制を整備したことによって生産性も向上しました。
この頃、リーマンショックによる景気低迷の影響を受け新築着工件数は大幅に減少しましたが、一方でリフォームは「修繕・改修」ではなく「付加価値を生むリノベーション」との認識に変化しました。企業としても付加価値を追求し、柔軟性を持って個々のニーズに対応することが命題となりました。

平成29年、創業60周年を機に社名を現在のマルゼン株式会社へと改称し、その後営業拠点を5カ所に集約して情報共有システムを導入し、関西一円へのサービス提供をスムーズに、かつ手厚く行える体制を整えました。

現在、マルゼン株式会社は、水まわり専門の総合商社として、水まわりの住宅設備機器事業と創業時より受け継ぐ上下水道資材事業の2本柱で、豊かな生活文化を提案しております。

戦後復興の中、人々の命をつなぐ「水」という資源に活路を見出し、世の中に貢献する事業を興した創業者・葛野善二の想いを今後も大切にしながら、ぶれない経営基盤の上で、時代に応じたサービスを提供してまいります。

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